『ほぼ日手帳公式ガイドブック』 ~2009年版デザイン考察~
例によって全般的感想はこちらに書いたので、ここではもう少し詳しく。
まず2009年版のほぼ日手帳の変更点はグラフィックデザイナー佐藤卓が“チューン”したということ。いままでユーザが工夫をして発展してきた(と思わせてきた)ほぼ日手帳に、特定の人の意図が入るわけで、ちょっと拒否感がある。
まずは一つずつ考察したい。
3.45ミリ方眼
「もしかすると、いままでの4ミリ平方という方眼サイズは、この手帳には少し大きいかもしれない、そう思いました(P.28)」
2009年版の最大の変更は“伝統の”4ミリ方眼の変更だと思う。実際書いてみていないけど、4ミリでも書くのに苦労しているのに、3.45ミリは小さす ぎるような気がする。また罫線が点線とはいえ目につく。細くしたり、後で検討しているようにドット線でも良かったかな。
方眼の交差点を十字に
「いろいろな形の交差点があるという状態は、そこに複雑な情報、ノイズがあるということです(P.29)」
全く気にならなかったけど、デザイナーさんがいうんなら、そうなのかな。
時間軸の縦線をとる
「余計なものを減らすことで必要なものを際立たせる(P.32)」
“余計なもの”だったかもしれないけど、あるはずのものがないのも余計に目につく、時間軸を使っている人ばかりではないので、際立たせるのはどうかな。
日付周りの方眼をなくす
月間カレンダーの日付を左上に移動
確かにこれは見やすい。
「5つ星」の発明
「この星の先っぽ、はみ出さないように塗りつぶすのはちょっと無理だよね(P.32)」
このデザインは素晴らしい。欲を言うと、毎日のページもあってくれると、その日に読んだ本や観た映画、出来事や気分を評価できて、なおいいんだけど。
全体的には、方眼が小さくなったのが唯一最大の懸念点。
2段に1行書くなど工夫が必要かな。ロフトに書き込めるサンプルがあれば試せるんだけど。


