2006年05月10日

梅田望夫 『ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる』 ちくま新書 ★★★★

ウェブ進化論
著者 梅田望夫
出版 筑摩書房
価格 740円 (税抜)
ISBN 4-480-06285-8

評価 ★★★★
追求してもらいたいWeb2.0の書斎術

 ちゃんとした感想はこちらに書くとして、ここではもちろん、ここ向けの箇所に絞って感想を。

 Web2.0の魅力を存分に伝えてくれた本書に「ブログこそが自分にとって究極の「知的生産の道具」かもしれない」と注目の箇所を見つけた。

 ブログの「五つのシンプルな効用」として、

(1)時系列にカジュアルに記載でき容量に事実上限界がないこと

(2)カテゴリー分類とキーワード検索ができること

(3)手ぶらで動いていても、インターネットへのアクセスさえあれば情報にたどりつけること

(4)他者とその内容をシェアすることが容易であること

(5)他者との間で知的生産の創発的発展が期待できること

の組み合わせであると指摘している。このあたりは野口悠紀雄著『ホームページにオフィスを作る』と通ずるところがあるかな。

 第一次インターネットブームの時にも、「インターネット書斎術」みたいな本はいっぱい出たけど(そのおおくはお手軽に書きすぎで参考にならなかった)、Web2.0に造詣が深い著者には、ぜひ『Web2.0書斎術』を追求し、成果を公表してもらいたい。まねするから。